マルチV2Xシステムにメルセデス・ベンツ社の電動車を接続している場合、システムが下記の状態であれば以下の原因が考えられます。
<充放電中に運転停止する>
充放電電力が非常に小さい場合には、車両からの要求で停止することがあります。
具体的には以下の通りです。
車両充電電力が約2kWを下回る状態が5分ほど継続すると車両がエラー停止します。
また車両から家庭へ放電する時、家庭の電力使用量が約1kWを下回る状態が5分ほど継続すると車両がエラー停止します。
(※下記の【代表例】を参照ください)
充放電が停止した際、車両側ディスプレイにエラーメッセージが表示されますが故障ではありません。
充放電コネクタを挿し直し、車両を再起動することで、再度使用することができます。
※【代表例】ただし、これらのケース以外でも発生する可能性があります。
<放電しない>
充電量が車両の充電上限設定値に達していると放電を行わない場合があります。
<放電が止まらない>
充電量が車両の放電下限設定値に達している状態で放電を行うと、放電が停止するまでに少し時間を要することがあります。
<自動ロック機能が使えない>
車両がスリープモードに移行している場合、自動ロック機能は利用できないため車両を起動させたのちに充放電コネクタを車両に挿し込んでください。
上記は
こちらのマルチV2Xシステム対応車種リストでもご確認いただけます。