【安全上のご注意】
・以下の調査および処置作業 を行う場合は、電気工事士の資格を有する方が行ってください。
経験を有しておらず専門の知識がない方は作業を行わないでください。
・以下の調査および処置作業は、該当製品の保守・点検に習熟し内在する危険を理解している方が行ってください。
・マニュアルの「安全上のご注意/安全上の要点/使用上の注意」などの記載事項に従ってください。
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【商用系統異常:瞬時過電圧検出】
●原因:
商用系統の電圧が123V以上、
または太陽光発電用ブレーカを遮断したときの過渡的な変動で瞬時過電圧検出が働いた、
または太陽光発電用ブレーカの中性相(パワーコンディショナの端子台のO相)が接続不良になっています。
●調査:
しばらく経ってもエラーが解消されない場合、パワーコンディショナの運転スイッチ(連系スイッチ)をオフにして、
商用系統側の電圧(パワーコンディショナの端子台のU-O間とO-W間)を測定してください。
また中性相(パワーコンディショナの端子台のO相)の接続に、被覆の噛み込みや締め付け不良などの異常がないか確認してください。
●処置:
- 電圧が123V以上の場合、太陽光発電用ブレーカをオフにし、電力会社様にご相談ください。
- 電圧が123V未満の場合、中性相も含め端子台との接続などに接続不良がないか確認してください。
接続不良がない場合、太陽光発電用ブレーカをオフにしてください。
パワーコンディショナ故障の可能性があります。
●本機の動作:
商用系統の電圧が正常に戻ると、自動的に運転を再開します。