• No : 23
  • 公開日時 : 2015/11/05 16:03
  • 更新日時 : 2023/01/12 17:26
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パネル構成について教えてください。太陽光パネル(アレイ)は何kWまで接続できますか?

回答

当社パワーコンディショナは、直流入力の範囲内(*)であれば、パネル構成と容量に制限はありません。
パワーコンディショナの定格容量よりも多くのパネルを設置する過積載接続も可能です。
最適なパネル構成については、太陽光パネルのご購入先もしくはシステムメーカ様にご相談ください。

(*)当社パワーコンディショナの直流入力範囲内
・太陽光パネル(アレイ)の短絡電流が、パワーコンディショナの最大許容短絡電流(旧:最大入力電流)以下
・太陽光パネル(アレイ)の開放電圧が、パワーコンディショナの運転可能電圧範囲内
設置条件(場所、方位角、傾斜角など)や環境(温度、照度、風速など)を十分考慮のうえ、
規定値を超えないよう適切な並列数の選択をお願いします。
直列数が多い方が効率が高くなり、発電量も多くなります。
パネル数が同数の場合は、パワーコンディショナにおける運転可能電圧の範囲内で
パネルの直列枚数を多く(並列枚数を少なく)して接続するようにしてください。
 例:パネル16枚構成の場合…4並列4直列→2並列8直列 とする
   パネル24枚構成の場合…4並列6直列→3並列8直列 とする など
 
 パネル容量の計算方法 
下図の計算例を参考に、パネル構成がパワーコンディショナの直流入力範囲内にあたるか計算してください。
・当社パワーコンディショナの直流入力範囲はこちらのご質問でご確認ください。

電流は、並列に接続すると増加します。
電圧は、直列に接続すると増加します。
計算例の3並列7直列の場合、電流はDC9A×3並列=DC27A、電圧はDC35V×7直列=DC245Vとなります。
※上図は計算の一例です。3並列7直列を推奨するものではありません。

なお、太陽光パネルの仕様は一般的に25℃の状態での電圧が記載されています。
太陽光パネルの特性上、温度が下がると電圧が上がります。
電圧上昇を考慮してパネル構成をご検討ください。